冒険者たち
冒険者たち
この言葉を見ると心がざわつく
みなさんは心に残っている映画または郷愁を感じる映画はないだろうか
僕にはこの『冒険者たち』こそがそんな映画の代表である
1967年のフランス・イタリア映画(フランス語)
あらすじは
自分の工場で新たなエンジンを開発しようと実験を繰り返す元レーサーのおじさんローラン(リノ・ヴァンチュラ)
そして彫刻の材料を探してローランの工場を訪れた彫刻家で美女のレティシア(ジョアンナ・シムカス)
そこから物語ははじまっていく
ローランとマヌーはエンジン開発のために協力して実験を繰り返す日々
マヌーは大金を稼ぐために単発飛行機で無謀な飛行に挑戦する
しかしその挑戦がもとで資格をはく奪されてしまう
しかも大金の話も嘘だったと知った
マヌーとローランは・・・
怒る2人は海に眠る財宝の情報を聞き出す
一角千金を夢見て海へと向かう3人
ローラン・マヌー・レティシアの3人の友情と魅力的なレティシアとの微妙な関係が
進行していく
この映画はなぜこんなにも僕の心に残るのか
その大きな要因の一つは音楽だろうと思う
要所要所で流れる効果的なメロディーは郷愁を感じさせる
いかにもフランス的な音楽だ
いちばん印象に残るのは口笛が挿入されているメロディー
自分でも何度も吹いてしまうほど
この口笛と映像が見事にマッチしている
50年ほど前の作品だけど
いい映画に時は無意味だと思える作品だ
ラストのマヌーとローランのセリフはジーンときます
もし見ていない方はぜひおススメしたい作品です